最近、久しぶりに旅に出た。
といっても、2月に長崎にふらりと行っているので
実質、久しぶりではないのかもしれない。
それでも、この旅が久しぶりという実感を持たせたのはたぶん
10年前に初めて行った沖縄一人旅の感覚に
どこか近い感触があったからかもしれない。
心身ともに忙しい中で旅の日程だけが迫ってきて
とりあえず飛行機チケットと宿の予約しかしていない。
しかも宿は八戸・仙台・東京。
何て無謀な旅なんだ
と、朝一の飛行機の予約をしたために6時に駅でJRを待ちながら思っていた。
普段から、ある程度計画を立てて物事に臨むことが多いだけに
あまりに未知なこの旅が、実に不安でいっぱいだった。
実際に計画がなさ過ぎた旅の中で、困ったことも多々発生。
イライラや戸惑いが山のように押し寄せる。
でもなんだろう。
イライラは時間を追うごとに、だんだん薄れてしまった。
3日目には、行き当たりばったりで電車に乗り継いでたら
奇跡的に豪雨から逃れたり、ぴったしの電車に乗れたり。
計画がないことも悪くないと少しずつ思うようになる。
完璧主義なところがどこかあって、でも残念なことに私は完璧じゃないから
いつもいちいちイライラしてたけど、なんかそんなことがあほらしくなった。
さすがに毒蛇や熊の足跡には戸惑ったけど、生きていられるくらいの計画性で
本当は人はなんとでもなるのかもしれないな。
そんなことを思った。
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