2012年6月9日土曜日

雨が降ってる。

今、雨が降ってて、たまたまyoutubeでclammbonのRe-雨という曲を見つけて
いろんな雨の日を思い出していた。

雨女という言葉を使いたくはないけど、私の記憶には本当にたくさん雨がある。

2年前の梅雨に、たぶん人生で初めて蛍を見た。
その時私は初めて蛍を知って、愛知県で蛍が見れることに、すごく衝撃を受けて
何より、蛍があんなふうにして光を放つことが、夢みたいだった。

#2公演の夜に、台風が来て大雨が降り、会場にしていた鶴舞公演の奏楽堂は雨漏りがして
みんなでビニールシートをしいたりした。
台風は夜には去って、嘘みたいな青空で、これまた真っ青なビニールシートを乾かした。

沖縄に初めての一人旅をしたときは、5日行って5日とも必ず1回、雨が降った。
もう、傘を使うことがあほらしくなって、傘を全く使っていなかった気がする。
でも、悪い気は全然しなかった。むしろ、たぶん笑ってた。

記憶に雨がついてくることが特別じゃなくなったころから、雨がそんなに嫌いじゃなくなった。
嫌いじゃなくなったというよりは、晴れることに、いろんなことに、あまり期待をしなくなった。
別にそれは、悲観的な感じではなく、重きを置かなくなったという方がしっくりくるくらい。
期待する必要はないと、今でも思う。
でも、雨が降るなら、それを味方につけてしまうような記憶にだって、いくらでもなる。
と、今は思う。

事実、記憶を雨と一緒に過ごすことが多い私には、それを裏付ける要素が、たくさんある。
当然のことだが、結果に過ぎないことなんて山のようにあって、結果の前の、過程に

自分は立ってる。

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