今日は刈谷まで加藤久仁生さんのアーティストトーク&アニメーション上映会に行ってきた。
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition_2012_katokunio.html
最近刈谷に行く用事が増えて、刈谷駅にあったポスターがずっと気になっていたので
今日ちょうどトークと上映会なら行ってみようと思い立っていってみた。
そしたらびっくり。
13:30から開始だったけど、12:30から整理券を配っていたとのこと。
早い人で11:30から並んでいたそうで、予定の250人はあっという間に終了。
会場の人曰く「こんなに人が並んだのは初めてだった」。
しかし、心優しい刈谷文化センターの人。
「モニター越しですが・・・」といって椅子を出してくれた。優しい。素敵。
さて、内容は作品上映を交えての1時間30分くらいのトーク。
トークも聞けた上に、かなり初期の作品も見れて、とてもラッキーだった。
そして加藤さんの不器用そうな話し方の中に見え隠れする、作品への愛情に、
芯みたいなものを感じた。
そして何より、『つみきのいえ』。
さすが、今年のアカデミー賞短編アニメーション部門を獲得した作品。
すごい。
アニメーションのスキルとか、そういう細かいことは私は知らないけど
ストーリーや、ストーリーとアニメーションがそれぞれ生きている感じ、
登場してくる人物の優しさや深さ。
たった12分の作品だけど、2回見て2回とも泣いた。
最近涙もろいせいもあるかもしれないけど、でも作品自体の持っている力は間違いないと思う。
温度を、温かみを、目から感じたのは初めてだったかもしれない。
アニメーションは刈谷市美術館で開催されている展覧会でも見れるため
お暇ある方はぜひとも。
人生のうちで出会っておいて絶対損はない、むしろ出会えて本当よかったと思う作品だった。
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